秋田犬について AKITA DOG

秋田犬の歴史

秋田犬の歴史

秋田犬はFCI(国際畜犬連盟)の容認犬種328犬種(ただし平成15年4月時点) の中で北方系に属し、JKCでは 5th Group スピッツ&プリミティブタイプに分類され、ドッグショーが展開されている。

(社)秋田犬保存会は文部科学省所管の社団法人で、秋田犬発祥の地大館市に本部を置き、1927年に会が発足し、天然記念物として国の指定を受けたのは4年後の1931年でした。

古来秋田地方には秋田マタギ犬(熊猟犬)がおり、また岩手マタギ犬などの地犬を基に一時期闘犬に用いられたことなどもあり、途中「土佐」「マスティフ」「ジャーマン・シェパード」あるいはまた長毛の原因ともなった「樺太犬」など交雑がされた経緯もあり、混迷の中先人の犬識者たちの努力を もって外来種犬の累質なるものを除去し、マタギ秋田タイプを軸に繁殖に努め長い時間と苦労の甲斐あり、今日のような海外にも誇れる素晴らしい秋田犬が完成したのです。

ただし、昨今の「DNA」という言葉をもってすると北海道犬、柴犬、紀州犬などなど大型、中型、小型と日本を代表する犬種のDNAは全く異質の犬種であるとマスコミで報道された事実があり、改めて種属の脅威とでもいうか、日本人の美的感性の素晴らしさと先人の偉業に敬意と脱帽あるのみです。

秋田犬の特徴

秋田犬の特徴

国犬、天然記念物、大型日本犬、秋田犬(あきたいぬ)は私にとっては
妻以上の良き伴侶とも言える感じであり、疲労回復剤(カンフル剤)的な感じであり、
そして夢と生きがいを私に与えてくれております。

昨今、私は「日本犬を飼うなら秋田犬」、
「秋田犬一筋 約半世紀、充たされた人生」
をうたい文句に誰に憚る
ことなく犬馬鹿を自負し、鋭意努力の毎日です。

秋田犬は体が大きいだけではありません。心、神経も大きく太く飼主に従順で思慮深く
無駄吠え少なく賢明な犬と言えましょう。
毛色にしては白、赤、虎と多彩で、深く探求すればする程奥深い犬種であり、楽しみも多いと思っております。

北方系犬種を代表する犬と言っても過言ではありません。
(社)秋田犬保存会の育種、保存という目標、目的の基、先人の努力の甲斐あり美的には
現代の秋田犬をもってすれば、群雄の犬種と言っても差支えないと思っております。

秋田犬の飼い方について

秋田犬は、毎日知的な活動と
肉体的な運動の両方を必要とします。

安全な場所で自由に走らせたり、リードをつけて長いジョギングを取り入れたりするとよいでしょう。
こういった十分な運動をさせてしつけをすれば、秋田犬はもの静かで行儀のよい犬になります。運動はとても重要です。

秋田犬の飼い方について

但し、長距離を連日行えば良いというものではありません。成長に合わせ、適宜、距離やその手段を選び、的確な対処が肝要です。
近くに飼育歴のある犬の友達が居る事も重要かと思います。いない場合は、良き犬の先輩アドバイザーを求める事が大切だと思います。
粗くて硬い短毛は入念な手入れが必要です。春から初夏にかけての換毛期にはやわらかな下毛が体表に浮いてくるので、スリッカーブラシなどで被毛の入念な手入れが大切です。
又、夏場の管理と冬場の管理とでは全く違いますので、良く試行錯誤し、間違いのない適切な管理をして上手に育てる事。
秋田犬は大型犬種ですので、威厳のある大型犬を是非貴方の手で育てあげて頂き、自他共に自慢の出来る秋田犬を飼育していただきたいと思います。